臓器移植法改正案可決

　先日の国会で「臓器移植法改正案」が可決されました。

国会はもちろん、世論も賛否様々な意見があるようですね。

今朝の情報番組でも報道されていましたが、確かに「患者側」

「ドナー側」双方の受け止め方は、対極で「デリケート」な

問題だなと感じました。

　一刻も早く「提供ドナー」が現れ「移植手術」をしてほしい

患者側の家族と、肌も暖かく髪の毛や体も成長しているけれ

ど、「脳死」というだけで今後は「人の死」と定義される

「ドナー」となりうる方を家族に持つ人々とは、方向性・希望

するあり方は違えど、思う心は同じだと感じました。

それは、「なんとか、生き抜いて欲しい！」という気持ちです。

どっちが正解で、間違いということはこの問題に関しては、

存在しない,いや、他人が言えない気がします。

　移植希望者にとって今までは海外で、「何億円」も支払って

しか移植が受けられない状況に光が差したニュースですし、

脳死者を家族に持つ方にとっては、いつ入院先もしくは担当医

に「死亡宣告」されるか、もしくは公的補助を打ち切られるか

眠れない日々が続くのではないかと、ニュースを見ていて

複雑な気持ちです。

今後、この日本でも「移植手術」が現在の８１例から飛躍的に

増加していくと思いますが、

双方の気持ちを踏まえて見守りたいと思いました。